初めまして、羽林サトル様

○○と申します。高校生の子を持つ父親です。
毎日メールマガジンを購読しております。
いつもは羽林さんの意見には年下の方ながら
さすがだなと頷くことが多いのですが、今日は
(申し訳ありませんが)そうは思えませんでした。
若い子というのは、大人と違い判断能力があまり
ありません。
その場の雰囲気に流されてしばしば間違った方向に
歩むことがあります。好きなことをやるのはいいですが、
将来性、リスクなどには考えが及びません。
やはり大人が真っ当な道に導いてやるべきでは
ないでしょうか。
私は子どもに中学受験をさせて中高一貫の私立校に
入学させました。
今は公立校は学力が低下しているし、いじめの内容も
ひどいので、親が無理しても子どもに受験させて
良かったと思っております。





○○様

はじめまして、羽林と申します。
メールマガジンをお読み頂き有難う御座います。
そのようにおっしゃって頂けるなんて大変光栄です。
小さな失敗を色々経験して器を拡大する作業は大切ではありますが、
判断能力の未熟さに起因する致命的な失敗を避けるのは私も重要だと考えております。
○○様の深い愛情を一心に受けることのできるお子様はとても恵まれた環境だと存じます。
このような温かいご家庭が日本にどんどん増えていって欲しいと思います。
お子様のご学業成就を心よりお祈り申し上げております。

羽林


羽林サトル様

毎日拝読しています。

私の経験を書いてみたのですが、よく考えると今のI君に重すぎる話かなと
思いましたので、掲載は賢明な羽林さんの判断にお任せします。


I君へ

僕はたぶん、君のお父さんと同じくらいの歳だと思う。君のことは自分の息子を思うような気持ちだ。
君は失意のどん底で、閉塞感でいっぱいだと思う。君の悩みが、他の人と比べて小さい、という気はない。悩み苦しみは人それぞれだからだ。それでも、死んだほうが幸せなんじゃないかという考えだけは、本当に本当にやめてほしい。
僕は人生で一度だけ死にかけた。 友人の借金の保証人になり、相手が悪い男だったので、殺されそうになった。 死を覚悟したが、命が助かった時は号泣した。
死は、全てを消してくれるきれいなものではない。死ぬのは、とても怖くて恐ろしい。
そのことは覚えていてほしい。

壁があるなら、よじ登ってもいい、梯子を使ってもいい、ダイナマイトで壊してもいい。 方法は無数にある。人生も同じことなんだよ。
疲れたら、深呼吸したり、好きなことをしたり、休んだらいい。
回り道して、たとえ一年や二年遅れてもいいじゃないか。まだ君の人生は始まったばかりだ。 これからの残り何十年間、光に満ち溢れた楽しい日々が、君を待っています。君なら大丈夫、今悩んでいる分、思いやりがあり人の役に立つ素晴らしい大人に
必ずなれるはずです。君の幸せを祈っています。


こんばんは、羽林サトルです。
メールどうもありがとうございました。
メールマガジンを読んでいただけて光栄です。
東大受験生の若者たちにとって、人生の大先輩のかたがたのお話というのは
受験勉強と同様に大切なものだと考えておりますので、ぜひご紹介させていただきたく存じます。
貴重なご意見を本当にどうもありがとうございました!

« | メイン | »