こんにちは.コクロです.

ありがとうございます.
では話させてもらいます.

問題を一言でまとめれば、親と自分の価値観の隔たりということになります.

僕の親は具体的には、子の生活を束縛・規制したがる、時に過保護、世間外聞を強く意識する、伝統的な権威(家柄や学歴、医者や官僚などの職業)に対する崇敬を持つ...などなどの傾向があります.

あえて形容するならば「典型的な旧世代型日本人」もしくは「封建的日本人の代表」ともいえます.

僕は逆に、受験勉強については干渉されずに自由にさせてほしいし、世間の目もあまり気にかけません.

そこでそういった差異から色んな衝突が起きます.

例えば東大に対する考え.
僕が東大に行きたいのは、もちろん東大で学びたいからで、昨年オープンキャンパスに行き生の東大を感じたことでもその思いは強まりました.

しかし親は、「東大生の親」という栄誉ある地位がほしいだけです.それによって自分たちが地元で胸を張れる、という心を持っています.そのせいか、やたらと「絶対東大に受かってくれよ」みたいなことを口にします.

東大に行くというのは僕の純粋な欲求として出てきたものです.今さら改めて親に「受かれ」などと強いられるまでもないことで、そんな親の利己的な強制は、不快ですらあります.

もちろん、親が意識的に「我が子の肩書き(=東大生)を利用してやろう」などと考えているとは思いませんが、言葉の端々から、所詮大学を肩書きにしか見なしていない心中が推し量られます.

「一旦大学に入りさえすれば、あまり勉強しなくていいんでしょ」という発言にも、大学は学術機関であるという本質から遠く離れた親の認識が見え隠れしています.

「勝手にさわいでるだけだ.言わせておけばいい」と理性では思うのですが、ことあるごとに上のような発言を聞かされると、 自分の自発的な情熱が、親の身勝手な思惑に利用されているように感じてしまうことがあります.

親がそう意識しているかはともかく、事実上自分は、親にとって都合のいい道具、リターンの大きい投資対象になっているのでは、と思ってしまいます.

(全文はあまりにも長いので一旦この辺りで切っておきます.読んで下さってありがとうございます)





コクロさんこんにちは、サトルです。
メールどうもありがとうございました。
そうですね、親御様がそのようなお考えをお持ちだという受験生はまだまだたくさんいますね。
家族ですから本当はみんな気持ち良く過ごしてそれぞれにがんばるということができたらいいのですが、なかなかできないという人が多いです。
親御様を喜ばせてあげられることを、親孝行であると考えられる人はまだましですが、そうではなくて、利用されているというふうに感じてしまうという場合はとても大変になってきますね。
といってもそれは利用されていると感じてしまう側の問題なのではなく、そう感じさせてしまう側の問題であるので、自分がそう感じてしまうことを責める必要はありません。
「東大なんかムリ」と言われるのもつらいですが、「東大に受かれ」と言われることも、場合によってはとてもつらいということもありますよね。


こんにちは.コクロです.
お返事ありがとうございます.

次の行から前回の続きです.

また、親の受験に関する無知から問題が生じる時もあります.例えば、僕の親は模試の結果がAならば喜びB以下なら落胆します.厳格なのではありません.偏差値とは何か、模試の判定の信憑性、順位と実際の成績の関係…そういったことを何一つ知らないために、ただ「Aなら良くそれ以外はダメ」というような極端に単純な判断しかできないのです.

別に知らないことそれ自体が不満なのではありません.親には親の仕事があり生活があるのだから、受験に関する詳細な知識を持つことなど不可能ですし、そんな不可能を要求するのは子の甘えにすぎません.

しかし、無知であるなら干渉はしてほしくない.こちらの側は、ちゃんと必要な情報を持ち合わせていて、自分に適したやり方で受験勉強をしているのだから、子を信じて任せてほしい.

そう親に言うものの、しばらく経てばすっかり忘れられ、またもとのごとく余計な口出しを入れてくる、というのが常です.

以上のような問題があるわけですが、親はもちろん僕を苦しめようなどという意図はありません.温かく手助けしようとしてくれている、その思いやりはひしひしと感じます.

それがせめてもの救いですが、同時に、はっきり「余計な口出しはしないでくれ」と親に言うのをためらわせている…という複雑な状況です.向こうは善意でやっているのだから、冷たく突き放せば、親子の間に亀裂が入ることは避けがたいでしょう.

要するに両者の大学・受験に対する視点が異なっており、その相違を理解し共有することができていない…という問題に帰着するのではないか、と思います.

これで全てです.
とりとめない長文を読んで下さってありがとうございました.


コクロさんこんにちは、サトルです。
メールどうもありがとうございました。
自分のためを思ってくれているということがわかっているというのはとても素晴らしいことですね。
だからといってだまっているのではなく、きちんと自分の主張をしているというのは非常に良いことです。
感謝の気持ちがあって精神的なつながりがあれば、伝わるまで意見を伝えようとしてもだいじょうぶです。

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