こんにちは お久しぶりです、生物選択のことで昨年末メール致しました新高二のTです。(分子生物学系統(生命工学、薬科学)を志望し、東京大学理科Ⅰ類を目指しています。)

東大の問題で要求されるような思考力は、どのようにして身に付けられる力なのでしょうか?(身に付けようと思って身に付けるものではないかもしれませんが…)

化学と生物に関して、教科書や参考書の説明している内容を、自分の言葉で詳細に、ノートに書いていくことを始めました。定義知識のまとめ+文中の実験考察の筋道の補足という形です。時間がかかることを含めて不安はありますが、おもしろくなってきたので続けています。

英語・国語に関して、赤本を見ると、哲学的な論説文の要約やテーマ作文の練習が必要、ということがわかりますが、なかなか発想の「心」がわかりません。学校の先生のすすめで、数日に一度新聞の社説の要約を書いていますが、示される一定字数に収めることができずにいます。この「心」はどうしたら理解できるのでしょうか? 社説要約を続けているうちにわかるものなのでしょうか。
また、(東大の先生の考えとして) 社会思想や科学哲学の本を読んできて欲しい、ということなのでしょうか?

抽象的な質問ですがよろしくお願いします。長文失礼しました。





Tさんこんにちは、サトルです。
メールどうもありがとうございました。
思考力を身につけるのは簡単ではないですが思考力の必要性を認識しているというのは非常に素晴らしいですね。
楽器の演奏やスポーツなどと同じで、思考力をつけるには思考する練習をたくさん積むことが必要です。
なのでTさんがいまやっている方法はとても良いと思います。
発想の心という言葉の意味がぼくにはわかりませんが、発想力のことでしたら、発想力は受験にはいりませんよ。
要約をするためには、文章を読んで理解することができる読解力と、理解したことを文字にする表現力があれば足ります。
読解力や表現力は要約の訓練によっても上達しますし、語彙力や文法力などの要因もかかわってきます。
東大の先生が一般に社会思想や科学哲学の本を読んできて欲しいという願望を格別に強く持っているということではなく、そういったものも含めてある程度の知識を広い分野にわたって持っていて欲しいということですよ。
ほかにもなにかわからないことがあったら何でも聞いてくださいね!


こんばんは、早速のご返事をありがとうございます。
新聞の社説、お言葉通り続けていきたいと思います。(社説なので、間の説明なしに言いたいことを羅列している文章もある上、短いということから、他に何か良い方法は無いかな、と思っていました)まずは、短い文章の要約が簡単にできるまで、社説で練習していきます。
「テーマ作文」を念頭に、本質的には不適切なのだろうと思いましたが、「発想」という言葉を使いました。何を書こうか、というところで、なかなかコツ(これも不適切かもしれませんが)を掴めずにいます。これも、書く練習、考える習慣、といった問題なのでしょうか。
社会思想や科学哲学については、少しずつ読書の中に含めていくことで、東大の文章に慣れるようにしたいと思います。(科学哲学の方は、学者の自伝からのリンクで一冊読んだことがありますが…)

お忙しいところ、ありがとうございます。お世話になります。


こんばんは、サトルです。
おもしろいと思うやりかたをするのは良いことです。おもしろくなくなったらむりにやらなくてもだいじょうぶですよ。ほかにも学力をつけるための教材はたくさんありますから。何を書けばよいか思い浮かばないときは知識を増やすと思い浮かびやすくなるのでいいですよ。社会思想や科学哲学についても、興味を持って読めるなら読んでいいですが興味がないなら読まなくていいですよ。興味が持てる本を読むのが一番勉強になります。


度々ありがとうございます。
科学の方法論はだいたいついていけますが、実在論・非実在論となると大変なことになってしまいます。
興味のある本を探していきたいです。

メールマガジン等よろしくお願いします。


こんにちは、サトルです。
メールどうもありがとうございました。
難しいことをいろいろ知っているのですね。
興味を持って本を読むというのは素晴らしいことです。
これからもこの調子で受験勉強をがんばっていってくださいね。

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